報徳楽校 の 設立趣旨 | |
今の子どもたちには、子どもが本来持っている「好奇心」を発揮する場が少なくなっています。 子どもたちは、自然の野原で友だちと様々な遊びや冒険をしながら、 発見し、創造し、学習していきます。 そして、遊びの中から友情、信頼、思いやり、寛容の心を養っていきます。 一方、今の子ども達の周辺には様々な「危険(リスク)」があり、 安心して送り出せる場(フィールド)が少なくなっています。 小田原報徳実践会では、報徳の教えを学んでいる人たちが、自ら管理しているいる田んぼや畑 があり、安心して活動できるフィールドがあります。 また、活動を支える人たちは、自分たちの体験を伝え、自分たちも子ども達から教えられる事を 望んでいます。 このように、報徳楽校には、子ども達が、安心して体験できる環境が整っています。 この様な環境のもとで、学校では学べないようなことを何でも体験してもらい、 子どもたちが本来もっている「生きる力」を育むことを目的として 報 徳 楽 校 を設立しました。 |
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報徳楽校の活動方針は、 1.楽しみながら学びます 楽しいから続けられます。 参加者もスタッフも楽しめる活動となるように企画します 2.尊徳翁の教えを体験により子ども達に伝え、子ども達の生きる力を育みます 活動は尊徳翁の一円融合の考え方がベースとなっています 全てのこと、全ての人はつながっているという考え方を体験により感じてもらうことを目指します 3.子ども達が持っている好奇心、冒険心、探究心、遊び心などを発揮できる場を提供します 思いっきり遊び、体験する場所を提供し、出来る限り自由に活動できるようにします 4.農業体験、社会体験、人との関わりなど、分野を決めずに何でも体験できることを目指します 参加の皆さんの希望を随時とりながら、活動プログラムをつくります 5.農産物を作る過程を体験し、食に対する感性を高め、食べ物を大切にする心を養います 自ら収穫し、自ら作って食べることで感じる事があるはずです 食べる事の大切さを体験により学びます 6.社会体験を通し、モノが作られ販売される過程を学び、モノを大切にする心を養います 小田原報徳実践会の会員の会社で提供頂き、社会の活動に触れます 7.地域の大人たちとの交流により、自分を取り巻く社会を知り、広い世界を感じてもらいます 活動スタッフには様々な年齢、経験を持った方々がいますので、活動で大いに触れ合って 様々な感性を体得してもらいます 8.親子が共に活動できる場があり、親子の絆を深める機会を提供します 親子の参加経験が、家庭で多くの会話を生み、沢山話し合うことができたら すばらしいことです 9.万物が持っている良い点(徳)を体験により感じ、それらが互いに融合して世界が出来 あがっていることを体で感じ、理解すること目指します。 |