1.尊徳記念館の行事  
 
  

まずは、尊徳記念館の坂井飛鳥学芸員より、
「小田原で尊徳がどう伝えられてきたか。」というテーマで、
金次郎が働いていた尊徳記念館周辺の土地と顕彰碑について、
過去の写真を見せて頂きながら30分程お話をしてくれました。

 このお話は、午後から開催される尊徳記念館の行事の内容を
短く整理して報徳楽校の為に説明してくれたものです。

4.まとめと発表会

そしていよいよ発表会です。
発表内容は、「好きなところ、良いところ、ありがとうといえること」を画用紙に書いてそれを見せながら自分の言葉で発表します。
順番は、子どもから親へ、親から子どもへ、そして子の感想。
以下発表の様子です

     
    
<親孝行について尊徳翁の言葉> 二宮翁夜話246「真の孝行」

 親孝行とは親の心を安心させることです。 あなたがしっかりと生活して正しいことをしていれば、親は遠くに離れていても、
 表彰された人がいたら自分の子かなと思うだろし、罪を犯した人の話を聞いても自分の子かと心配することはしないでしょう。
 これが本当の孝行なのです。

 世間の親の心情は、このために無病長寿(永く健康に生きて欲しい)、立身出世(自分の力でしっかりと生活できるような仕事についている)を
 いつも願っているのです。 だから子は、その親の心をしっかりと受け止め親を安心させてこそ「至孝」(孝行ができた)といえるのです。 

 古語(孝教)に「親に事(つか)うる者は、上にいて驕らず、下となって乱れず、醜()にありて争わず。」とある。

 もし世の中で醜俗(憎むべきこと、恥ずべき事)に交わることがあり、我慢することが耐えられないことがあるかもしれないが、
 その場合でも「争わない」ということは実に至孝といってよいものです。




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報徳楽校八期4日目
 報徳学習

場 所 : 尊徳記念館 16家族
参加者 : 児童25/保護者17名/スタッフ15名=合計58名

2017年7月16日

 
報徳楽校四日目の活動は、小田原市尊徳記念館で報徳学習です。
7月23日は金次郎が生まれた日なのでこの月の報徳楽校は「報徳学習」をします。
連休、夏休み直前などから参加者が3分の1程度になってしまいます。

が、活動の内容は“親子で普段話せないことを出し合って、まとめ発表する”
という企画で、発表の内容は大変感動的なことが多々あります。

今年の課題は「親子で互いに好きな点、良い点、ありがとうと言えること」を
出し合ってまとめます。

まずは岩越先生から論語の講義、親子話し合いとまとめ、
昼食後は相馬の畠中事務局長から「東日本大震災からの復興の現状」と
題してお話し、その後まとめの用紙を書いて親子発表会という流れです。
 3.親子の話し合い  

今回のテーマは、「お互いにありがとう」を話し合って発表しよう。

ですが、いろいろ考えてみると子ども達にとって「親にありがとう」だけでは難しいかもしれないと思い、さらに互いに 
「良いところ、好きなところ」も話し合ってもらうよう追加しました。

 そして話し合いが始まりました。 親からの問いかけに考える子、鉛筆でどんどん書き始める子、
なんだか分からなくて遊んでいる子などなどそれぞれの親子が向き合って熱心に話し合っている姿があり、
この様子こそが今日の成果なのではないかと思えてきました。

       
       
 2.論語の話

今年も石塾主宰の岩越豊雄先生から、論語の話をして頂きました。 
テーマは親子についてでしたので、論語から親子の関わる部分を丁寧に説明頂き、
最後に「仁」の精神の大切さを説明して講義を終了しました。

 途中素読をみんなで実施しましたが、子どもも大人も大きな声で会場いっぱいに声が響きわたっていました。 

以下は皆で学んだ「孝の教え」の部分です。
       
   
 
孟武(もうぶ)(はく)(こう)()う。子曰(しいわ)く、父母(ふぼ)惟其(ただそ)(やまい)()(うれ)う。   
  
 
     孟武伯が孝とはどうゆうことですかと尋ねた。先生がおっしゃった。お父さんお母さんはお前が病気にならないか、
     いつも心配している。だから先ず、親からいただいた自分の身体を大切にする事、それが孝だ。