１１期８浜遊び


前日に地引網の皆さんが網を引いたときに沖で網が引っ掛かり回収できなくなっていました。原因は数日前に沖を通過した台風の影響で沖にある石が突き出てそこに網が引っ掛かったとのこと。　朝から集合した参加者は、まずは地引網について地引網台舟の堀越さんより説明して頂きました。大磯の地引網は古くから実施されていたこと、今は退職した人など20人ほどでやっていること、捕れる魚はカマス、スズキ、イワシ、アジ、そして湘南しらす等々などお話してくれました。地引網が引けなかったので今の地引の様子を追体験できた最初の話となりました。

宝さがしの準備ができるまで、浜辺で自由時間としました。寄せては返す波は、毎回違う波が来るので飽きず見ていられます。また砂浜は、暑くも冷たくもなく裸足で歩くには丁度良い温度で気持ち良く、砂で遊ぶ子ども達もいました。

宝探しの商品は、12月で収穫するみかんです。みかん大は箱みかんで１０Kg、みかん小は袋みかん2Kg程になります。これが結構盛り上がって、みんな埋められた石を夢中でさがしていました。砂地を裸足であるくのも結構楽しいし、おまけに賞品があたるので面白い活動になりましたね。

当初計画では地引網を実施する予定でしたが、直前に地引網は引けなくなり、急遽「浜遊び」という活動に変更しての実施となりました。突然の企画変更でしたが、参加の皆様は大磯の浜辺で大いに楽しんだひとときになりました。

　企画の中心は、宝探しです。１２月に収穫できるみかんが当たるので、大いに盛り上がりました。地引網の会の方々は、報徳楽校の皆さんが楽しんでいる様子をみて、「いい会だね。来年も来てよ！」といってくれたことが、なんだか嬉しい企画になりました。