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子ども報徳市

10月16日

 

前線の影響で天候不順が続いていた土曜日、この日は、朝から秋晴れの過ごしやすい天気となり報徳楽校の生徒たちは、報徳農場に集まって、午後からのこども報徳市の準備をしました。
 1.班編成し役割分担
 2.販売品の準備
 3.値札作り
 4.尊徳記念館へ移動し販売


 
 1.役割分担
今回は3グループで販売を競います。 グループ内の役割分担は、店長、会計、小松菜班、サツマイモ班、キュウリ・米班に分けて作業をします。
 ・小松菜班は、楽校で植えた小松菜を収穫して泥を洗い、根を切って袋詰め。
 ・サツマイモ班は、掘ったイモを洗って、水切りをしてから1Kgずつ袋詰め。
 ・キュウリ・米班は、キュウリを収穫しグループに分け、米を分ける。
 ・その他報徳農場から、葉ダイコン、ナスを仕入れることができました。
右側の写真は、店長の挨拶です。
せとっぴG:あおちゃん、ちーこG:ななぴー、ジャンボG:みほちゃん
   
    
 2.販売品の準備

各チームの作業の様子です。 
小松菜班の収穫作業は随分慣れてきて、報徳楽校の成果が出てきました。

サツマイモ班は、水で洗うことでイモの綺麗な色が出てきて楽しそうな様子でした。
キュウリは楽校で育てたものですが、販売に適したものが少なく20本にも満たなかったので、各チームが自由に販売することにしました。各グループともおまけに使いました。

      
 
 
  3.値札準備  
 次は値札をつくります。値段をいくらにするか?親も入って各チームとも意見が飛び交っていました。
原価が分かっているので、「原価より低いと損をするよ」ってきいて、「そうなんだ」と理解するとあとは、各グループとも個性のある値段がつけられました。
値札を書く前に、グループ間で値段の情報交換をするかどうか提案しましたが、それとなく情報を得ながら決めていたようで、正式会合はやりませんでした。 ただし、米だけは金額が大きいことと農場での販売価格もあり、保護者の皆様と相談し店長に集まってもらい2.5Kg1000円で合意してもらいました。
 
      
 
    
 
  4.販売会  
 尊徳記念館では、この日恒例の尊徳祭の開会式があり、その会場でこども尊徳市として販売させてもらいました。
会場は尊徳祭実行委員会の好意でテント2張りを使わせてもらい、グループ毎に商品を並べて値札を貼ったら早速販売を開始しました。
   
 以下は、販売の様子です。取れたての野菜です! 無農薬のお米です! 勝ってくださ~い! などなど早速近くを歩いている人に歩み寄ったり、商品をもって歩いたり、会場は小さなこどもたちの声であふれていました。そしてそれが1時間以上も途切れることなく続き、こどもたちの元気な姿に思わず見惚れてしまいました。
 
     
 
 呼び込みの手口:
 お姉さん! 買って行って下さい。
 「お姉さんといわれちゃ行かなくっちゃね」
というわけで最初のお客様は4人のお姉さま方でした。 しっかりと各グループのお店から買って頂きました。
じゃんけんでキュウリをゲットしたお姉さんは大喜びでしたね
 
 これも販売中のスナップ:
 しばらくの間座ってテントを見ていた老夫婦、
ここで子ども達をみながらお弁当を食べていたのですが~
 会話は? 多分、「買ってくれませんか?」
「うちには米も野菜もあるからな~」ってところか。
   
 販売が佳境に入った頃、なんと松沢神奈川県知事が尊徳祭にいらっしゃいました。
早速、呼び込みです。まいこちゃんが知事に話しかけ、テントまで案内し、知事は、嬉しそうな笑顔で子どもたちのところへ来て、各グループから1品ずつ買い物をしてくれました。 喜んだのは保護者の皆さんだったかもしれませんが、親の楽しい様子が子ども達に伝染して、この瞬間、みんな集まって来て、知事と一緒に集合写真を撮らせてもらいました。
 
   おばあちゃんの家までお届け